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2012年8月21日火曜日

NYに住むということ。

NYは大好きだけど、
いいところばかりでは、ない。

NYに住んで6年、来月で7年目に入るけど、
この6年間、思えば何も危ない目に会わなかったのは奇跡かもしれない。。
昔、NYに来て2件目の家だったクイーンズのアストリアに住んでいた時のこと。
アストリアはNYの中では比較的安全で平和なエリアとされているから選んだ。

ちょうど私も平和ぼけしてきたころ、夜中に電車に乗って家に帰る途中、
まあこれも今考えれば平和ぼけなのだが、
間違えて一つ前の駅で降りてしまった。
全く緊張感のない。今では考えられない感じだ。

夜中なので次の電車は20分先。
ア〜と思いながら、もう一回改札を入りホームに上がろうとすると、
一人の男の人が同じタイミングで、それも同じ電車を降りて、ほぼ一緒にに改札を出たのに、私が改札をもう一度入ると、そいつも入ってきた。
同じ電車で降りたのに、この人も間違えるわけない。。

あ、これヤバいなと思って、改札口の駅員さんがいるブースのところへすぐ戻った。
私の駅は、次の駅で、そして終点の駅だったから、
そのホームから乗るということは、また同じ駅でコイツも降りる。
駅員さんの近くで、次の電車を待ち、自分の駅についてからは、ダッシュ。
結局何もなくすんだけど、あの時はちょっと怖かった。

そしてその後は、特に何事もなく、
自分でも結構気を張っている方と思っていたので、
少し安心していたけど、やっぱり気が緩むときもある。

でもそういう時に限って、私の周りで何か起きる。
○○ちゃん、こないだツケラレタらしいよ。
とか、
○○ちゃん、財布とられたらしいよ。
とか、誰かが危ない目にあったよ。という話を聞く。
それで「あ〜、自分も気をつけよう」と再確認させられる。

ほんとに私はツイテいたのかもしれない。

だけど、今回、初めて、自分にある事件が起きた。

何と、携帯を盗まれたのだ。。

しかも置いていた携帯ではなく、手に持っている携帯を。

ほんとについ最近の話なのだが、
その日は土曜日で、友達とランチの約束をしていた。
ランチなので昼間だ。だから気も緩んでいたんだと思う。
待ち合わせは12時だったから、
11時半に家をでて、ほんとに5分後くらいの話。
歩きながら、音楽を聞こうと思って、携帯を出した。

そしてイヤホンをとろうと、歩きながらバックに手を突っ込んで探した。
左手には携帯、右肩にバック、丁度バックをのぞいたとき、
後ろから携帯を取られた。
そしてそいつは、私の目の前を猛ダッシュで走って逃げてった。
信じられる?この状況。

音楽も何も聞いてなかったのに、
その人がほんとに最後の一歩を踏み込んで私の後ろにくるまで、音もしなかったし、
気づかなかった。
今考えると、めっちゃ怖い。
しかも真っ昼間の結構な大通り。
でも車はたくさんだけど、人はそんなにいない大通りだったから、
やりやすかったのかもしれない。。

携帯が取られたと気づくまで3秒くらいかかった。
気づいたときに、「あ!」とめっちゃでかい声で言ったけど、
その時はもう遅かった。

あのとき、もっと叫べばよかったかな。
そしたら誰かが走って追いかけてくれたかもしれない。。
あのとき、後ろを誰が歩いてるか、ちゃんと確認しとけばよかったな。
そしたら、取られなかったかもしれない。

後からいろいろ考えてしまう。
でも、一番は、
携帯でよかった。。
ほんとに自分に何もなくてよかった。
だ。

結局、今、その携帯はどこにあるのかわからないまま。
その人が売るか、自分で使うかはわからないけど、返してもらおうという気もない。
むしろほんとに、携帯でよかった。だ。
そいつに気づかせてもらった。

ある人は取られた時、自分の電話にかけまくったら、
相手が出て、お金払うから返してくれと言ったらしいが、
当然、君には会えないと、無理だった。
まあ取ったくせに、電話に出るのも、ありえんけど。。

という感じで、こんな犯罪、どこでも誰にでも起きるのがNY。
アジア人だからじゃない。
私のアメリカ人の友達も半分は、そういう目にあっている。
でもみんなが口を揃えていうのは、
携帯でよかった。
そして、外にいるときは、どこにいても、だれといても、気を抜いたらだめだ。
ということ。
必ず周りを確認すること。


この町は、いろんな人種がいて、
いろんな歴史があり、
いろんな文化がある。
そして日本では感じる事のできない、
いろんな問題もある。
私には、想像もつかないくらいの、
たくさんの人たちの気持ち、人生、生活背景もあると思う。
そんな町で暮らそうと思ったので、
こういうことは免れないのはわかっている。

だけど、
これからまた初心に返って気をつけようと思った。

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